フィリピン観光マニラの治安の悪さにカルチャーショック
はじめてフィリピンに行ったのは2004年です。マニラの知人にあうために行く予定でした。マニラに行く飛行機はフィリピン航空だったと思います。
その飛行機で出会ったロベルトさんというフィリピン人の方の出会い、これが無かったらフィリピン、マニラの旅は全く違うものになっていたでしょう。
ロベルトさんは私の隣の席でした。年齢は当時で40歳くらいだったでしょうか。日本語が流暢だったのではじめは、ちょっと色黒の日本人かと思いました。
私はマニラに一人で行くと言うと、本当に一人で行くの?現地で迎えはいないの?とロベルトさんは聞いてきました?
マニラの空港は危ないから一人で降り立つのは危険だと言ってきました。心配だから私の家で寝泊りしなさいと言ってくれました。
こんなに親切に言うのは、初めは騙そうとしているのかな?と疑っていましたが、結果的にロベルトさんと同行したおかげで無事に帰れたので良かったです。
マニラに着いたのは夜、あたりは暗くなっていました。空港に着くと、ロベルトさんについていって良かったと思い知ります。空港のロビーはすごい人だかりです。
ちょっと目がギラついている人も数人見かけました。ロベルトさんの親戚が車で運転して迎えに来ていたので、一緒に市内に向かいました。
予約していたホテルをキャンセルして、ロベルトさんの家に向かいました。ロベルトさんは日本の不動産関係の会社で働いており、フィリピンに年に数回帰るそうです。
日本で働いているのでフィリピンでは裕福なほうです。ロベルトさんは家をマニラに持っていましたが、その当時でマニラには高所得者向けの居住地区があり、その地区は塀で囲まれていて門番がいました。
居住地区のゲートをくぐって車を降りてロベルトさんの家に入ろうとします。
居住区にも暗がりのところがありますが、そこを指して、ロベルトさんは「居住区といってもあの暗がりのところに行っても危ないから気をつけてないと」と言いました。
なんて危ない都市に来てしまったんだと思い知らされました。